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URL正規化[rel=”canonical”]で重複コンテンツ対策

HTML2009年3月29日

Google・Yahoo!・Microsoftの検索エンジン3社が新たに「 rel="canonical"」のサポートを開始しました。これは一つのコンテンツに複数のURLが存在する場合、どのURLが正規のURL(検索エンジンにインデックスして欲しいURL)かを定義するための属性です。
このタグは、title要素やmeta要素のdescription属性と同じく、HTMLのhead要素内に置かれます。特に新しいタグができたわけではなく、nofollowのように、link要素で記述します。

<link rel="canonical" href="/html/59.html"/>

ブログ等の動的ページでよくありますが、ひとつのエントリーに対して、実は複数のURLが存在していることがあります。そこで明示的に正規のURLを指定するのが「 rel="canonical"」です。
head要素内でlink要素を用いて明示的に正規のURLを指定することができます。
これまでの対策は検索エンジンに登録されたくないurlをrobots.txt やmeta noindexでブロックする対策がありましたが、この対策は重複URLへのリンクジュースを正規のURLの評価に加えることが出来ないためSEOの観点からは今いちでした。
今回、導入された「 rel="canonical"」は簡単に301 リダイレクトと同様の効果を促すことができます。重複URLを解消するために、rel=”canonical”タグは非常に簡単に実装できるのが特徴です。しかし、今すぐにどうしても使わなければならないというものではありません。仕組みと働き、注意点を踏まえたうえで利用しましょう。不安があるなら、完全に普及するのを待つのも選択肢です。

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