正規表現/Regular Expressionの基礎
HTML2011年4月29日
正規表現とは
文字列のパターンを表現する表記法。文字列の検索・置換を行うときに利用されます。
通常の文字と、メタキャラクタと呼ばれる特別な意味を持った記号を組み合わせて表記され、例えば「^」という文字は「行頭」、「.」は「任意の1文字」、「+」という文字は「直前の要素の1回以上の繰り返し」を意味します。
正規表現を使えば、文字列を直接指定せず、「特徴」(パターン)を指定することができるため、表記の揺れを吸収して検索を行ったり、複数の異なる文字列を一括して置換したりすることが可能になります。
正規表現の一例
- .(ピリオド):任意の1文字
- [0-9]:0から9の任意の1文字
- [^0-9]:0から9以外の任意の1文字
- A*:Aの0回以上の繰り返し
- A+:Aの1回以上の繰り返し
こんな時に役立ちます
- 「お問い合わせ」「お問合せ」「お問合わせ」等の表記ゆれを統一したい
- imgタグの書式のHTML→XHTMLに修正したい
- widthの値を一括で変更したい
- 対象ページ全てにローカルナビを追加したい
- 相対パスで階層に関わらず修正を全て反映させたい
- 行頭のタブによるインデントを全て削除したい
大規模なページであればあるほど、正規表現による置換は威力を発揮します。
これを知っているか知らないか、というだけでコーディングスピードにおおきな影響を及ぼしますので、少しずつでも使ってみると非常に便利です。
参考サイト
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