ブラック企業の見極め方
その他2010年12月1日
これから就職・転職活動をされている方はもちろんご存知だと思いますが、「ブラック企業」という言葉があります。一般にブラック企業とは低賃金かつ労働環境が劣悪な企業を指し、下請けを担うIT系企業や外食系企業・訪問販売系の企業のことをいいます。もちろんWeb業界も例外ではありません。
では、こうした企業の特質を見抜くにはどうすればよいのでしょうか。大きく分けて下記の5つの方法があるとされています。
求人情報から見抜く
- 求人広告を常に掲載している
- ハードルの低さが強調されている
- 給与が異常に高い
- 仕事内容が「よくわからない横文字」である
- 社員数に対して、求人数が多い
入社希望者がなかなか集まらない企業は大げさな情報を流します。仮に高い給与が掲示されていたとしても、ハードワークであるか、高い歩合給が設定されている可能性が高いです。
企業のWebサイトでチェック
- Webサイトが稚拙である
- 「良い社風」だけが強調されている
- ネット上で「ブラック」の噂がたっている
例えば、ウェブサイトに「仕事も遊びも全力投球」というようなメッセージとともに、にっこり笑った若手社員の集合写真が掲載されている企業は要注意です。それ以外にアピールできる要素がないことを疑ったほうがいいでしょう。
また、YahooやGoogleなどで該当企業を検索し、「他のキーワード」として「評判」「2ch」「どうよ」などの言葉が表示されたら、完全にブラックです。
応募の過程でわからなかったとしても、人事担当者や面接官の態度が以下の3点に該当したら、危険信号と考えるべきです。
- 応募者への配慮が足りない
- 事業や業務内容の説明があいまい
- 面接回数が少ない・面接時間が短い・面接中雑談ばかり
就職・転職を考えている方にとって、昨今の状況はあまりに厳しいです。しかし、こうした環境だからこそ、安易に入社先を決めると後の人生を不幸にしてしまう危険があると思います。
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- ※承認制のため、即時には反映されません。
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