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Webデザイナーの転職について/後半

その他2012年3月30日

Web業界におけるWebデザイナーの転職について/前半の続きになります。本ページからご覧いただいた方はどうぞ前半もお読みください。

実際に転所活動をどのように進めたか

まずは、下記のサイトを使ってWebデザイナーの募集にすべて目を通しました。

リクナビネクスト・エン・ジャパンは希望の求人は少なかったため、ほとんど利用しませんでした。
Find Job!は求人が多いものの、4年~5年の経験者というよりは実務未経験者や1年~2年くらいの経験者の方の利用に向いているような印象を受けました。
実際にはDODAを使うことが最も多く、エージェントともお会いし相性がよかったのもあり、DODAを利用しながら転職活動を進めていきました。未公開の求人も多くクリエイティブ専門のチームもDODA内に存在し、「それなりに」ですがエージェントの方がWeb業界のことも詳しかったため、こちらで活動するのがベストだと考えました。
全てのサイトを利用したりエージェント複数人をお会いするとなると、時間も労力も足りなくなるため、DODAに限らず自分に合ったサイト・会社を利用するのが望ましいと思います。

エージェントとの面談(第1回)

DODAのエージェントとの最初の面談では、下記の点を中心にお話ししました。

  • 今まで行ってきた仕事内容
  • 現在の給料・労務状況・残業時間
  • 次の職場に一番求めること
  • 現在の年収
  • 希望年収

上記の内容を踏まえ、さらに、未公開求人を含め求人情報をエージェントにリストアップしてもらい、気になった求人をピックアップし、絞り込んでいきます。

自分の場合は求める事や会社のイメージがはっきりしていたため、いきなり求人情報のリストップに進みましたが、方向性に悩んでいる方にはきちんとヒアリングし、その上で方向性を決めていくことになるかと思います。

エージェントとの面談(第2回)

面談までにDODAのサイトでダウンロードした資料を参考に、履歴書・職務経歴書を作成していきます。
実際にエージェントに作成した職務経歴書を見てもらい、添削していきます。
ある意味ココが一番エージェントを利用してよかったなと思った点なのですが、かなり的確に職務経歴書を注意・添削してもらえたため、我ながら非常にクオリティの高い職務経歴書を作れたと思います。
この面談では、エージェントを相手に模擬面接も行いました。撮影しながらの模擬面接だったため少しこっぱずかしいですが、あとで見返すと非常に、非常に参考になります。自分が受け答えする姿なんてみる機会はそうそうないので、模擬面接はぜひ行って下さい。拒否しても強制されるかもしれませんが。

企業への応募、面接対策

応募する企業が決まったら、エージェントを通して応募します。
ここでさらに志望動機を盛り込んださらに密度の濃い面接対策を行っていきます。下記の点をリンクさせて話すことが内定のへの近道です。

  • なぜ転職するのか
  • 自己PR
  • なぜその会社なのか
  • その会社で何をしたいのか

上記に挙げたものは一見全く異なるもののように見えるかもしれませんが、一貫性をもって伝えることが重要です。一貫性があれば面接官にもよい印象を与えられますし、説得力が出てくるでしょう。
自分の場合は何度も出向くのは大変なので資料にまとめ、メールでエージェントと何度かやりとりしたうえで志望動機・自己PRを練っていきました。

もちろん面接の際には「何か質問はありますか?」と聞かれるため、最低でも3つは用意しておきます。「何もありません」ではうちの会社には興味がないんだな、と思われてしまいますので。

実際の面接

当然スーツで向かいます。クリエイティブ業界とはいえ私服は絶対NGです。私服で行ってもマイナスにならない可能性もありますが、プラスには絶対なりません。それよりもスーツでしっかり身だしなみを整えて行ったほうが必ずいい印象を与えられます。

最初の挨拶は「このたびはお時間いただきましてありがとうございます」「どうぞよろしくお願いいたします」と元気よく伝えます。
面接を行う部屋に通されるかと思いますが、必ずドアに近い手前の席に座りましょう。現在所属の会社の名刺は出す必要はありません。
あとは、用意しておいた内容をしゃべるだけです。予想しない質問がきてもあわてず、臨機応変に、とにかく前向きに話すことを心掛けて下さい。

面接終了後

面接終了後、終わった旨エージェントに電話します。無事面接が終わったことを伝え、感想や伝えきれなかった点等あれば、エージェントから企業にフォローを入れていただくことも可能です。また聞きにくい質問があればエージェントを通して質問することも可能です。

内定のご連絡

内定の通知も、エージェントを通して伝えられることになります。この時点でまだ給料の提示などがなければオファー面談に進むことになるため、希望する給料など、エージェントに伝え、うまく企業に取り計らってもらいます。希望する給料になるかどうかはわかりませんが、エージェントを通すことでより高い給料で転職できる「可能性」は高まるかと思います。

内定の辞退

結局オファー面談後、自分の場合は事情が変わり内定を辞退することになり、DODAも即退会いたしました。しかし転職活動を通じて非常に勉強になりました。
自分のスキルの棚卸にもなりますし、業界でいったい今自分がどのあたりのポジションにいるのかなんとなく把握できます。現実を思い知ることもできます(笑)

総括

結局転職活動にかなり本腰を入れたもののお断りしましたが、やってよかったなというのが正直なところでした。
仕事というものをどう考えるか真剣に向き合うことができましたし、転職活動をしたことがきっかけで今やりたい仕事もできているので。
コーダーは「CSSなら誰にも負けません!」「MTならお手の物」「Javascriptで俺に右に出る者はいない」くらいのスキルがないと難しいと思います。
デザイナーさんは何かおおきな案件の凝ったデザイン実績がいくつかないと難しいでしょう。予想以上に厳しい状況でした。どちらにせよ、よっぽどうまく転職活動するか、仕事を選ばないかしないと給料アップは難しい状況でした。

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